生体のダニの落とし方
生体に寄生するダニの落とし方は、一般的には、水道の蛇口からの流水より、歯ブラシ等でこすり落とすのですが、結構めんどくさいし、完全には取れません。また、水にさらすことから、おそらく、長時間つづければ多少はダメージがあると思われます。
ダニ除去に関しては、これまで、スプレーやパウダーなど、・・・いろいろ試しましたが、いまいちで、完全に駆除はできておらず、
一方で、掃除機と鉢底ネットでダニを除去することを思いついて、試してみたのですが、思ったよりも除去できます。今のところ一番よいやり方かもしれません。
昔、オオクワガタやカブトムシを飼育していた頃は、歯ブラシでダニを除去していたので、今思うと、こんなに楽な方法があったなら、もっと早く知りたかったです。
掃除機と鉢底ネットでダニを除去
用意するものは、掃除機と、ダイソーなどでうっている鉢底ネットです。しかし、このやり方は、普通の人であれば、なかなか厳しいやり方かもしれません。なぜなら、室内で使っている掃除機をゴキのダニ除去用になんて使いたくないはずです。
実は、私もそうなのです。
しかし、たまたま、使っていない旧式の掃除機がありましたので、それをゴキ部屋専用掃除機として利用しています。
ダニの除去といっても、鉢底ネットの上に、ゴキを乗せて、反対側から、掃除機で吸うだけなのです(笑)。これが、かなり効果的なんです。1回で除去しても、見逃していたり、隠れていたりするものもいるので、さらに別の日に、駆除をおこないます。オブロンゴナタに関しては、はじめて購入当初は、たくさんのダニがついていました。しかし、これを3回ほど、日を変えて繰りした結果、ダニを見なくなりました。歯ブラシよりも、効果的です。
↓鉢底ネットではさんでもよいです。
↓裏から吸い取ります。
大型のゴキブリのみ有効
あまり小型のゴキブリではやらないでください。
というのも、体が未完成な個体では、骨格の力がよわく、場合によっては、破損するかもしれないからです。なので、マダゴキ系の成虫のみにしています。掃除機の種類によっては、強すぎる場合があるので、もし試す際には、十分に注意してからやってください。
ゴキ飼育で掃除機はかなり役に立つ!
ゴキ飼育では掃除機はかなり役にたっています。ダニ除去だけでなく、
・糞を吸い取りたいとき。
・小ハエを吸い込む。
・コナダニ発生じに吸い込む。
…など、
思い返してみれば、掃除機にはかなりお世話になっています。
ゴキ飼育には一台の専用掃除機があると便利かもしれません。