サツマゴキブリ

サツマゴキブリ 近況

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サツマゴキブリは、けっこう寒さに強いです。というのも、自作温室の温度は、部分的にムラがあり、昼間10度後半で夜間10度を下回るような位置に置いていますが、普通に生きていますし、ニンジンも食べています。スライスしたニンジンを3枚置いておけば、20日間ぐらいで完食してくれます。餌を与える頻度よりも、放置すると、すぐにマットが乾燥してしまうので、気づいたときに霧吹きで水をかけて全体的に湿らせています。

去年も、冬は温度の低めのところに置いて管理して問題がなかった記憶があるので、今年も同様に管理しています。

サツマゴキブリに関しては、昨年夏にはベビーがすぐに死んでしまうので、苦戦したのですが、冬の管理は、夏よりも楽です。寒いので、成長速度はかなり遅いですが、死んでいないのが素晴らしいです。一部本州でも野外で見ることができる種類のようですので、冬の寒さにも対応できるということは間違いないでしょう。

サツマゴキブリは、夏の管理下では、成虫は、神経質になる必要はありませんが、産まれたての幼虫は、生後2か月ほどは、乾燥して死にやすいです。逆に加湿気味でも、死んでしまうので、非常にやっかいでした。

現在、30匹前後、幼虫がいるのですが、こちらも、順調に成虫になってくれると思うので、春からの成長に期待です。昨年は、繁殖して一時的に100匹ほどに達したのですが、小さなころにかなり、死んでしまって、残念です。今のところ絶えずに累代飼育できていますが、数はそこまで増えていません。

今年は、夏であっても、極力、暗く温度の低い場所で管理しようと思います。

ところで、最近、やたりキノコバエという種類のハエが、マット系の管理下にあるゴキのケースに繁殖してしまい、かなり困っております。温度は低いのですが、こちらは、ゴキと違って、繁殖しまくっています。普通のコバエよりもさらに一回り小さいです。写真には、卵トレーの裏に黒い点のようなものがありますが、それはすべてハエです。

毎回、フタをあけると、10匹~20匹ほど、ハエが飛び出てくるので、苦痛ではあります。とりあえず、3月中旬までには、マット系のゴキのケースのマットを全部交換して、ケースのフタとの間にキッチンペーパーや新聞紙などを挟んでおこうと思います。

他にもマットにはハエの幼虫のような細い黒い虫と、アブラムシのようなものもわずかに発生していますので、昆虫マットでの飼育はできることならなるべく避けたいものです。

 

 

 

 

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