飼育ケースを掃除
本日は久しぶりに、いくつかの飼育衣装ケースを掃除しました。今年はじめての掃除です。あまり放置しすぎりと、ダニやカビ、臭いが発生してしまうので、このあたはり1ヶ月に1回はしたいところです。しかし、毎回、他のことをしていると放置してしまいます。今回は2ヶ月半ぶりくらいです。
冬ということで、温室の温度を設定しても、設定よりも低くなるので、そこまで活発にならないだろうと思っていましたが、今年に限っては、そんなこともないようで、暖冬ということで、既に昼間は、ヒーターの電源を切っても、20度以上あります。また、春に向かうにつれて、徐々に夜間の気温も上がり活発的になってきました。食欲も旺盛で、特にフンがすごい量に脅威を感じましたので、全体的に掃除をしました。
写真は、マダガスカルゴキブリの飼育ケースです。スプーンで全て取り除きました。特に無臭なので、苦痛はないですが、これがカビるとひどいカビ臭くなり、健康を害します。
昨年、カビの影響で透明の痰が出るように…
昨年秋に、いくつかのゴキブリ飼育ケースで、ひどくカビてしまったことがありますが、放置していてたら、飼育部屋自体がカビっぽくなってしまって、その中で数日、作業していたので、透明の痰がでるようになりました。それでも軽視していたら、だんだんとひどくなってきて、朝の寝起きも痰が絡むようになってしまったのです。さずかにヤバイと思いましたので、マスクをするようにしたのと、カビが発生したらすぐに処分するように心がけるようにしました。その後、体調が回復するまで、2ヶ月くらいかかりました。病院へは行っていませんが、原因はカビ100%だろうと思います。インターネットで検索してみても、同様の症状があるようで、悪化すると別の病気を引き起こして死ぬこともあるらしく、軽視するのも怖いことだと思いました。こういうのは本当に気おつけたいところですね。
オリーブ油の弱点①
健康を害したこともあり、飼育ケースにはほぼ全て、蓋をしなくなりましたが… 脱走対策として、特にワセリンの場合は、ケースの掃除の時に落とすのに面倒なこともあり、昨年末ごろよりほぼ全てをオリーブ油に完全に変更しました。オリーブ油の利点は、洗剤で落としやすいのと、素早く塗れるので時間的にも楽なのです。
ただ、特に、今回の掃除でオリーブ油の弱点がわかってきました。
オリーブ油でも気をつけることがあり、特にワセリンのように上部の淵だけに塗っても、垂れてくるので、私の場合は、壁面全体に塗っています。大体、15日に1回くらいは、油が乾いてくるので、念のために軽く塗りなおしています。それでも、脱走するケースがあり、最近、その原因が分かりました。
特に脱走の多いケースは、温室のヒーターの真上にあるバンワエレベキのケースであり、熱いので、油がすぐに乾いてしまい、数日で逃げてしまうのです。他のケースは、脱走はないのですが、そのケースだけ、どれだけ丁寧にたっぷり油を塗っても脱走するので、やっと原因がわかりました。ワセリンの場合は、そのようなことはなかったのですが、これがオリーブの弱点です。
バンワエレベキが確か大小、40匹ほどいたのですが、脱走して、今では25匹でした。(笑)
しかし、今回、温室内を清掃中に、ケースを掃除していたら、ケースの下にかたまっていたり、デュビアのケースの中に移動していたりと、温室内に散らばっていました。温室自体、保温の為、内部にもダンボールで補強してあるので、暖かくなってくる4月くらいに解体しようと思うので、その時に、おそらく脱走したのが発見されるだろうと思います。
オリーブ油の弱点②
小さいゴキブリの飼育ケースに、オリーブ油を塗る場合は、注意が必要です。特に、1センチ前後のうまれたてのものは、オリーブが壁面より少々垂れてきただけで、その油で滑りすぎて、身動きがとれなくなるようで、ケースのはしっこで力尽きて死んでいるようなものも発見しました。なので、小さなものには、オリーブ油ではなく、蓋をするほうがよいでしょう(ワセリンもこのサイズには駄目な場合が多いです。体重が軽いので、普通にワセリンの上を上ってくることがあります。)。
これまで感じたオリーブ油の欠点を2つ挙げましたが、やはり、一番使いやすいので、今のところこの方法で飼育してみます。