デュビア

デュビアレポート 2018

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2018.6 デュビアは寒さに強い?

3年前よりデュビアを繁殖させています。特に昨年~今年の冬は、室内の廊下放置で飼育しておりましたが、なんと、湿気がでてきたので、ダニが発生し、これはまずいと思ったので、1月の終わりごろにベランダに出して放置しました。その間、エサはまったく与えていません。なので、もうだめだろうと思っていました。少々あたたかくなった3月頃に、アリがデュビアのケースにたくさん入り込んでいて、デュビアの死がいを運んでいましたが、デュビアの数を数えてみると、4割は死んでいる模様でした。ただ、私がデュビアを放置したのは、0℃の真冬で雪が降っており、おそらく夜間は、0℃以下になったことも考えると、6割生きているのは逆にすごいことだと思いました。全部は死なないということは、生き残る血統を掛け合わせれば、寒さに強いデュビアを作ることも可能かもしれません。

温度が低下すると、流産する? 又は湿度なのか?

昨年ですが、室内であっても20℃を下回ったあたりから、産卵するのに流産が多くなりました。特に、白い幼虫が束なったまま生まれてきて、まったく動かない状態で、数日放置していたら他の個体に食べられてしまいました。このような現象が、10件以上ありました。とりあえず試験的に、別のカップに移し変え、しばらく様子をみましたが、やはり1週間たっても動くことは無く色も変色してきましたので捨てることにしました。生まれたばかりは、かすかに動いていた個体もいましたが、やはり、成熟していないようで、こちらも期待していましたが、無理でした。

扁平型デュビアは遺伝ではない

普通に、扁平型がうまれるといやなので、取り除いたグループで飼育をして、そっちも繁殖してますが、扁平の発生確率はほぼ変わらない。また、扁平なら、デュビア以外の種類でも普通に発生しているので、これは遺伝ではなく、水分・栄養摂取や湿度が影響しているのだろうと思います。普通にデュビアで太ることができるのはメスだけで、それらは交尾をすれば、おのずと腹がふくれて、体格が良くなります。また、素晴らしい体格のデュビアでも、産卵してしまえば、お腹が薄っぺらくなります。また扁平のメスでも卵鞘保有時には、それなりに体重がおもくなります。

おそらく、遺伝で重視すべき点は扁平かどうかよりも、サイズが大きいか小さいかが重要であると思います。サイズに関しては遺伝の影響は強く関係しているようで、繁殖じに小さな個体は省いたほうが良いかもしれません。確かに、小さな♀からは、生まれたときから、若干小さ目の子供がでてきます。

突然しする原因は光が不足?

基本、ゴキブリ系全体にいえることかもしれませんが、一日中まっくらで倉庫のようなくらい環境でずっと飼育していると、飼育ケースごと全滅する傾向にあるような気がします。デュビアで検証してみるとよく分かります。暗い環境で育てたデュビアのが圧倒的に、死んでいます。逆に、昼夜の差がはっきり区別できるような環境下で育てた場合は、そこまで死ぬことはありません。もちろん直射日光はだめですが、まったく光が入らないのも問題のように思います。これは仮説ですが、紫外線が当たることで、ウィルス又は細菌類の増殖が抑えられているのではないでしょうか。つまり光がまったく入らないと、ある飼育ケースでは、細菌又は、ウィルスが増殖してしまい、それが有害なものなら、ケースごと全滅するのだうろと思います。他の飼育者でもケースごと全滅したと言われている方がおられますが、お聞きすると飼育環境は日光がはいらない蛍光灯だけの部屋やとにかく暗いガレージのような環境の場合であることが分かりました。あくまで、参考程度にしていただければよいと思います。やりは、多少なりとも、日光は大事です。

2018.9 区別

デュビアは定期的に、生まれてきた子供を別のボックスに移し変えています。特に、夏に関しては、知らないうちに、いっぱいになっているので、区別することが必要です。私の管理しているデュビアは、親は衣装ケースで管理し、子供は小さなコンテナボックス1つにまとめて管理しています。子供といっても2000匹くらいしかいません。デュビアを販売している業者さんなどは、どのように管理しているのか気になるところです。かなり効率よくやらないと場所だけとるので、商売としては、確立したノウハウがなければ、うまくいかないと思います。

餌はニンジンとラビットフードを床にひいています。ニンジンは、うすくスライスして与えれば、かならず全てたべてくれます。これがブツ切りだと、完食するまでに乾いてカチカチになり、無駄になります。この種類に限ったことではありませんが、薄く切って与えたほうが確実に食べてくれます。

2018.10 そろそろ大きくなってきました

そろそろ幼虫の方は大きくなってきて、成虫になっているものもいます。とりあえず、気温も下がってきたので、11月中旬あたりからは、加温しようと思います。一方で成虫の方は、産むペースは落ちましたが、まだ増殖しております。

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