頑丈な「米びつ兼フードストッカー3kg用」
一般的に、ゴキの飼育といえば、欠かせないのが100円均一で揃うアイテムです。
結構よくつかわれているなと思うのが、100円の「米びつ兼フードストッカー3kg用」です。
このタイプは、容器もフタも頑丈で、日光を浴びても縮じむことはありません。一方で同サイズの100円のタッパ関連の方は、少々角が丸まっていない分、面積が広いので良いのですが、特に、フタの劣化が早いです。フタは、プラスティックではなく、ゴムっぽいです。なので、日光を浴びたり、温室で温度が上がると、フタが縮じみます。なので、継続して長期間使えません。実は、昨年、こちらのタイプを10個ほど購入しましたが、今では、全てフタが縮じんでしまって、今では使い物になりません。
鉢底ネットとのコンビネーション ワセリン不要
「米びつ兼フードストッカー3kg用」と「園芸用ちょっと大きい鉢底ネット 20×30mm3枚入り」です。
ゴキ飼育といえば、脱走が一番頭を悩ます問題ですが、こちらの鉢底ネットをフタにピッタリ合うサイズに切り取り、間に挟めば、かなり頑丈な虫かごの完成です。このケースの特徴はパチッと閉まるので、隙間がないのが嬉しいところです。さらに、はさんだネットも、上から押さえつけられていますので、ダブつきません。
フタは、邪魔なので、取り外して使ったほうがよいです。フタをしたままですと、果物類を入れた時には、ケース内が蒸れてしまいます。
こちらのケースは、主に壁を登る系のゴキブリで、マダガスカルゴキブリ、オブロンゴナタ、ハロウィンヒッシングローチなどの中型~大型のゴキブリの飼育に適していると思います。ワセリンを塗る必要もありませんので、管理が楽です。
小型のゴキブリの場合は、鉢底ネットの網をくぐりぬけますので、ワセリンを塗った上で、布や新聞紙などにする必要があります。
個人的な記憶の中で、今のところ、一番使いやすく、管理が楽なやり方になっています。
ゴキ飼育以外にも、カブトムシやクワガタ、コガネムシにも使えそうですね。
これまで試してきた方法
今思えばよい方法とはいえませんが、
これまで、試してきた方法として、
ミカンネットをフタの隙間に挟む
このやり方だと、ミカンのネットをゴキかじりますので、子供が脱走しますので、ネットを定期的に交換する必要があります。
フタを加工してネットを張る
フタの一部を切り取って、ネットを張る。その際に、グルーガンでの接着や、穴を開けて、結束バンドを通す方法を試しましたが、飼育使用を繰り返すうちに、頻繁に壊れてしまいます。修理するのが面倒です。また、飼育する数が多くなると、ちょっと大変です。
新聞・布を挟む
新聞は、普通に突き破られますし、種類によって短期的に管理するのには向いています。また、新聞の場合は、餌によっては、かなりケース内が蒸れます。
一方布の場合は、新聞よりも蒸れないようには思いますが、蒸れます。
思案中
このやり方では、特に、ハイイロゴキブリやニシインドローチ、ドワーフ等の小さい系のゴキが逃げてしまうので、鉢底ネットではなく、もっと網目の細かいネットで格安に手に入るものを検索中です。