ラエビガータの近況報告です。昨年6月ごろに1オス2メス入手して以来、現在では、成虫が40匹ほどまでに繁殖しました。記憶では、生まれたての幼虫を回収した時は110匹ほどいたのですが、そう考えると、全てが成虫になるわけではありません。単に飼育の仕方がわるいのかもしれませんが…
今年も、繁殖してほしいところですが、なぜか、一向に生まないのです。昨年は、入手してすぐに子供を産みましたので、それがまだ暑くない6月だったので、スランプの原因は、おそらく、温度が暑すぎるのが原因かもしれません。もうすこし涼しくなってからに期待したいと思います。ラエビガータに関しては、ハロウィンヒッシングローチと同属ですが、どうやら、少々肉食らしいです。このあたりはインターネット情報なのでなんともいえませんが、そういうわけで、鯉のエサの割合を高くして与えています。しかし、幼虫の頃は、ラビットフードが中心でしたが、けっこう大きなサイズになり、親のサイズと同等ほどになっています。もちろん小さいものもいますが、比較的少ないです。
少し気になる点があるのですが、この種類に関しては、不明な死が幼虫時代から多いです。なんだか、湿気が充満しすぎて蒸して死んでしまったような個体が時々おります。しかし、フタもあけていますし、湿度が高くて死亡したとは考えにくいです。ひょっとしたらなんらかのエサが影響しているのかもしれません。
この種類について思うことは、成虫になるまでにかかる時間が、かなり長い印象をうけます。ハロウィンヒッシングローチですと、温度が高ければ4ヶ月半で成虫になるところ、こちらは、6ヶ月以上かかる上に、さらには成虫になってから、成熟して、丸々太った状態になるまでに、さらに時間がかかるような気がします。写真にも、幅はあるのですが短い個体がいると思います。それらは、これから、どんどん腹に肉がつき伸びていくような成長のしかたをします。
個人的には、もうすこし、明るい系の色だったらいいのにと思います。ラエビガータは、濃いオレンジ色をだしてくれる個体と、黒に近いオレンジ色を出してくれる個体がいます。割合的には、黒に近いほうが圧倒的に多いです。ハロウィンヒッシングローチのように、明るい色の方がインパクトがあって綺麗でよいのですが~。逆にハロウィンヒッシングローチは中型のゴキブリなので、迫力があまりないのが残念です。
現在スランプ中なので、今後に期待したいと思います。