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ゴキブリ購入で気をつけていること? セミアダルトとは?

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セミアダルト? サイズの注意

時々、新しいゴキブリを購入していますが、いまいち、セミアダルトの定義が人によってバラバラのような気がします。特に、セミアダルトは、英語で「Semi-Adult 」となり、Semiは「半分」という意味の連結詞です。つまり、Adultは「大人」なので、半分大人という意味になります。

特に、ネットショップやオークションでも、時々みかける表記ですが、

例えば、マダガスカルゴキブリのセミアダルトですと、中齢~終齢を指していると思われます。一方で、マダガスカルゴキブリの成虫のセミアダルトサイズですと、成虫にしては、小さめのもので、中齢~終齢あたりのようなサイズだという意味になります。

私が過去に経験した事例では、中齢~終齢あたりだろうと思い、セミアダルトの状態表記のものをネットで購入したら、成虫のセミアダルトサイズの小さなものが送られてきて、かなりショックでした。みなさんも気おつけてください。

新成虫かどうかは重要

新しいゴキブリ成虫を購入する際には、いつ成虫になったものか確認するとよいです。特に、高価な価格の場合は、必ず確認してみましょう。特に、2~3年以上いきているゴキブリの場合は、、購入したとたんに死んでしまうことなどよくあることです。これらは、寿命まじかのものを購入した可能性もあるということです。大量に購入しても、それらが、すぐに死んでしまったら飼育の醍醐味である繁殖までもっていくことができないかもしれません。

このあたりは、購入前に、販売者に尋ねておく必要があることでしょう。

学名は厳格に!

案外、同属のものになると、学名があやふやで、特に、似た種類のものになると、実際、販売者も理解していないことが多く、明らかに、間違った名前で販売していたり、場合によっては、高額に売るために異なる亜種で販売したりしていることもあるようです。ただ、このあたりは、素人には区別がつくにくいですが、多くの飼育個体をみると、明らかに、おかしいものや、雑種としか思えないようなものもおります。

雑種かどうかを見極める

例えば、マダガスカルゴキブリのオプロンゴナタですと、一匹だけ見れば、雑種かどうか判定しにくい個体でも、飼育ケース内のすべての個体を見渡せば、明らかにばらつきがあり、赤色の漆色ではなく、黒がまばらに混じっていたり、雑種としか思えない個体も存在します。こういった場合は、注意が必要です。雑種度が高い可能性があります。もともと、この種類は、同属交配してしまいやすいので、過去を遡れば、別亜種が混じっていることは確実ですが、綺麗な漆色がでないなら、血統に問題があることでしょう。

幼虫購入時の血統

特に、大きくならない種類に関しては、そこまで幼虫の血統をきにする必要はないと思いますが、例えば、バンワエレベキのように、大きくなければ、迫力がなく、貧弱に見えるような種類には、血統は重要です。ここでいう血統とは、主に親のサイズです。昆虫類全般に言えることですが、大きなメスからは、大きな幼虫が生まれます。これは、オスのサイズというよりも、メスのサイズが重要で、小さなメスから生まれた幼虫は、サイズがはじめから小さくなるので、そこから、大きな成虫に成長しにくいです。つまり、購入する際には、特にメスの親のサイズを確認しておくとよいでしょう。

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