今年の梅雨はいまだに明けておらずに、晴れ間がほとんど見ることができません。そのせいで、コナダニの大量発生に悩まされてきました。もうほとんどあきらめていたのですけど、もしかしたらと思い、室内のカーペットや布団用のダニーアーススプレーをゴキのケース付近に散布してみました。
その結果、なんと…
直接ゴキにかけたわけではないのに、どうやら、気化したものをゴキたちが吸い込んだらしく、特にダメージを受けたのがデュビアや小さな種類のゴキブリたちでした。デュビアの動きが活発になり、そうかと思えば、いきなり、苦しみ始めました。結果、デュビアは3割は死亡です。他には、ホタルローチや、西インドローチなどの小さなゴキブリは、数時間後には、ほぼ壊滅しました。残るはそれぞれ10匹ほどになってしまいました。… デュビアに関しては、散布した翌日確認してみると、なんとか生きているような個体がたくさんいて、徐々に死んでいきました。繁殖は無理なくらいダメージを受けていたのは、ほとんど♂オスでした。他にも、蚊やハエなどの細かい虫も、たくさん落ちていました。これほど効くとは恐ろしい殺虫剤です。確認してみると、一部の成分が、スプレー式よりも、3倍以上に濃度が濃かったです。
その時は、かなりショックで後悔しかありませんでした。
ちなみに、このダニーアーススプレーは、コナダニ用ではありません。なので、気休め程度に散布したのですが、ゴキにこんなに効いてしまうとは思ってもいませんでした。散布した当初は、コナダニは、まったく効いていないように動き回っていましたが、1週間ほどして、コナダニがケースの壁や外で、固まりはじめて、動かなくなっている個体がほとんどであることに気づきました。つまり、すぐにはダニは死なないけれども、徐々に弱って、死んでいくような感じです。死骸は、壁面に張り付いたままになっているので、何かで拭き取らないとダメなのが面倒です。ここで疑問ですけど、コナダニって、死亡すると、固まるの? それとも、危険を感じて、カプセルみたいな形態に変化してるだけなのか? このあたりはよくわからないです。ゴキに犠牲がでてしまったのは残念ですが、ダニの繁殖を抑制することができて無駄ではなかったようです。
あと、余談ですが、
コナダニ駆除で他に試したことで、
養生テープをいろいろな場所に設置して、そこにくっつけてダニを駆除しようとしましたが、どうやら、養生テープの粘着質の上を普通にコナダニたちは歩いていました。…粘着剤をはじていてるようで、足から油でも分泌されているのかもしれません。そこで、ねずみとりでも、試しましたが、こちらも、やはり、中央の方まで、ダニが歩いて動き回っていました。一見、くっついているようにも見えましたが、あきらかに、ゆっくりではありますが、粘着質の上を移動しています。なので、粘着でダニを駆除するのは不可能かもしれません。
しかし、発見としては、養生テープにダニは集まってきます。なので、くっつきはしないけども、まとめて、駆除することが可能かもしれませんが、大量にコナダニが発生してしまうと、この程度の駆除では皆無に近いです。