昨年、夏に7匹幼虫を入手して以来、なかなか増えずにいたのですが、冬ごろに、20匹ほど生みました。しかし、冬の温室環境に合わなかったようで、特に、ベビーが死亡してしまいました。今年の春になって、成虫も、死亡してしまい、数が減ってしまったので、実はね買い足しました。もともと少数なので、増えないのは当然なのかもしれませんが、それにしても、なかなか産んでくれない種類のゴキブリです。外見は、ハロウィンヒッシングローチのようですが、サイスが一回りちいさいですし、エサもハロウィンヒッシングローチと同様のものを与えても食べてくれません。ラビットフードや鯉のエサも食べている跡がないですし、辛うじて、野菜やバナナに食いついているようです。大食いではないので、食べ跡は目立ちません。ドワーフに関しては、他のマダガスカルゴキブリと同じように、乾燥環境で飼育していましたが、いまいち繁殖しないので、すこし湿度がある環境に変更してみました。飼育環境は、サツマゴキブリやグロースポットローチと同様に乾燥ゴケを床土がわりに使ったものです。この乾燥ゴケに霧吹きで適度に加湿して飼育しています。コンディションとしては、夜は動き回っていますし、悪くはないのですが、産まないのです。ネットで検索してみると、こういう現象は、ゴキブリにはあるようで、たまたま、そのようなサイクルなのかもしれません。
現在、保有しているメスは、何匹か抱卵していると思えるほど腹が膨らんでいます。しかし、一向に産まないのです。このあたりがよくわからないところです。ひょっとしたら環境が変わったらすぐに産むパターンかしもれません。
マダガスカルゴキブリ全般に言えることですが、かなり腹が膨らんでいるのに一向に産まない個体がいるのです。最終的には、そのまま死んでしまう個体もいます。個人的に推測することは、乾燥しすぎて、抱卵に失敗して、お腹のなかで、卵しょうが固まってしまったのではないかと思います。というのも、夜間や朝方、ゴキブリケースを観察していると、産み落とす場面に遭遇することがありますが、スムーズに産み落とされる場合は、本当にすぐに産み落とすのですが、中には、踏ん張ってもなかなかでてこない個体もいます。他には、踏ん張っているのですが、でてくるのが、痛んだ卵しょうを吐き出すものもいます。他にも、踏ん張って産み落とす素振りは見せるものの一行に出てこないのです。おそらく、体の中で詰まっているのだとおもいます。