ハイイロゴキブリを久しぶりに観察してみました。いつもは餌をやって終わりなのですが~。
最近、よく成虫が卵のバックから外にでてきています。確認してみると、どうやら、幼虫が成長してきて、隠れるスペースがなくなってきたようです。このゴキブリは少々温度が低くても繁殖したように思います。今年の冬もあまり、加温に神経質にならなかった種類です。しかし、かなり増えています。サイズがバラバラなので、何回か、生んでいるようで、繁殖の勢いがすごいです。それに、おらそく長生きするのではないかと思います。昨年に成虫を入手しましたが、一匹も死んでいませんので、結構強いです。
外来種ですが、日本の環境に適応しているようで、倉庫などに住み着いているようです。
こちらもエサ用に輸入・繁殖されていたようですが、おそらく餌としては使いにくいのではないかと思います。ハイイロゴキブリは壁をのぼりますし、動きもかなり早いです。なので、逃げたらちょっと厄介です。レッドローチとちがって臭くないので、その点はよいのです。
小型のゴキブリなので、飼育ケースは、一番小さいものを使い、蓋とケースのあいだには新聞紙を挟んでいます。加えてワセリンも塗っています。ハイイロゴキブリ幼虫は、体重がかるいので、ワセリンの上を登ってくるものもいます。なのでかなり神経質になったほうがよい種類です。こういう系の種類は知らないうちに逃げていますから、油断禁物です。